「やんばる版PJ健診」(Yambaru Health Promotion Project: YHPP)
YHPP
「やんばる版プロジェクト健診(YHPP)」(研究責任者:砂川昌範学長 研究副責任者:花城和彦COI担当学長補佐、本村純上級准教授)」は弘前大学COI連携拠点(Iwaki Health Promotion Project: IHPP)として名桜大学が行っている疫学研究です。本研究は、当面の目標である「Health Literacy (HL)の向上および平均寿命・健康寿命の延伸」、最終目標である「Quality Of Life (QOL:生活の質) 向上」を掲げた、横断調査(2018年度~2023年度)です。また、対象者は沖縄県北部12市町村(名護市、国頭村、大宜味村、東村、今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村、金武町、伊江村、伊平屋村、伊是名村)にお住まいの20歳から64歳までの方、約300名を対象とし、遺伝子データ、血液検査データ、腸内細菌叢データ、腹部エコー(肝・腎コントラスト)の画像データ、生活習慣(食、身体活動、喫煙、飲酒等)に関するデータ、運動機能に関するデータ、こころの健康に関するデータ、そして参画する共同研究機関が収集するデータ等の、いわゆる「健康医療ビッグデータ」を収集しております。この「健康医療ビッグデータ」 を解析し、沖縄県北部12市町村の住民における、アルツハイマー型認知症、生活習慣病(脂肪肝/NASH、心疾患、2型糖尿病)、がん(肝臓がん、大腸がん)の発症リスクを高める要因を把握し、同市町村の住民にとって適切な予防策を検討することが、「やんばる版プロジェクト健診(YHPP)」 の目的です。
IHPPの公式サイト: https://coi.hirosaki-u.ac.jp/
Funding: Japan Science and Technology Agency (JPMJCE1302, JPMJCA2201 and JPMJPF2210)